県道62号線を渋沢方面へ走り「三協町」という交差点で左へ入ると、中央分離帯の華やかな花壇が目に飛び込んでくる。現在はパンジー620株を芝桜が挟む形で植えられている。管理をするのは、三協町在住29人の「三協町美化ボランティア」というグループだ。
この場所は、もともと市から委託を受けた団体が手入れをしていた。しかし、2009年に活動を停止。1年以上放置され、雑草が生い茂り、車からポイ捨てされたゴミが溜まっていた。
三協町美化ボランティアが美化活動を始めたのは2010年。近所の山口要之助さんら発起人4人が中心となって「地域をきれいにしよう」と自治会内でボランティアを募集した。会合を開き、11月から作業を開始。苗は近くに住む園芸農家の加藤政市さんが提供しているという。
作業は毎月7日。花の手入れや草むしり、ゴミ拾いを行う。活動時には市から寄付された蛍光グリーンのベストを身に付け安全に配慮しているという。「植えるだけではなく育てたい」との意見から、今では1人20苗以上を各メンバーが自宅で育て、それを持ち寄って中央分離帯に植えている。「活動を始めてから、地域の人同士のコミュニケーションが増えた」とまとめ役の山口貞弘さんは話す。5月から10月にはマリーゴールドが植えられる予定。
|
<PR>
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>