明るさと、楽しさと
▽流した汗と笑ったシワが活動の証。労働奉仕を目標に動く会のテーマを「あかるく見やすい奉仕」と掲げた。宙を仰ぎ49人の会員の顔を思い浮かべ、「つまらないとやめてしまう。楽しくやっていこう」と、肩肘張らずに和気あいあいとした会のムードが、こぼれた笑顔に垣間見える。
▽秦野市出身。相洋高校卒業後は当時の営団地下鉄に就職し、新宿駅などで駅員を務める。しかし改札の自動化で人員削減の波。ならばいっそと友人と秦野市内でレストラン「ホワイトホース」をオープン。数年後にはスナックも手伝い始め、昼夜問わず接客、調理の渦の中、「お前に任せたい」と言われたのが「ジャストエイト」だ。それから数十年、秦野きっての大人の憩いの場として盛り立てる。3人の孫の話になるとふわっと笑みを浮かべ孫娘の「じいじ煙草臭い」の言葉に煙草もきっぱりやめた。
▽2007年、自身が入会したときちょうど50番目だった。同じ思いを抱く会員が増えた方が、大きな活動に繋がる。「県内のグループとも協力し、とにかく会員と仲良く、仲間を増やしていきたいな」と一年とその先を見据える。
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