「軽便の駅ができたよ 台町に」「夏は夜 ホタル追いかけ井守川(いもりがわ)」
これは、台町長寿会(尾上喜代司会長・82人)が作ったかるたの一部。台町の昔の姿を子ども達に知ってもらうため3年前に考案した。
1月10日には台町自治会館に同長寿会と台町子供会が集い、かるた遊びをしながら子どもたちに地域の歴史を語って聞かせた。参加した子ども達15人は、真剣にかるた遊びを楽しんだあと、「知らないことがたくさんあって面白かった」と笑顔を見せていた。
台町では以前から長寿会と自治会が協力して、地域の昔を語る会を年に2回開いている。大正時代から台町に住んでいる人々に、当時のまちの様子を語ってもらうと、子どもだけではなく、大人からも「知らなかった」と驚きの声が聞かれるという。
その活動の一環として、長寿会が作成したのが、このかるた。札には、軽便鉄道の「大秦野駅」をはじめ、人々の娯楽の拠点だった芝居小屋「秦野座」、県営団地の建設のために埋められた井守川、和菓子店・青柳の付近にあった人力車の置き場など、今ではもう見られない暮らしの一部が、描き留められている。
尾上会長は「大正時代の地図を見ると、台町には商店が並び、秦野の中心地だったことが伺える。子ども達や若者が自分の育ったまちを誇りに思えるよう歴史を伝えていきたい」と話す。
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