○…『昨今、兎角議会が取り沙汰されているが、小生も7、8年前からであるが時々議会を傍聴する。余りにも議会の様相が酷い。…(中略)…一番後ろの席で居眠りをしている者、明らかに本を読みふけっている者、一番前でのけぞって行儀の悪い者、仰向けになって寝ている者、べちゃくちゃと、ずっとしゃべり続けている男女、今、流行りのスマートフォンという代物だろうか、これを長々と見続けている者、ふんぞり返って質問者に耳を傾ける様子も感じられない者。全く呆れる。怒りさえ湧いてくる。これが俸禄を食む代表だ。我々が血税を注いできた彼らの姿だ。余程居心地が悪いのか、それは小学校の学級崩壊を見るようだ。…(中略)…秦野に暮らし始めて早や30年以上が経ったが、故郷の議会でもこんな惨状はない。恐らく秦野市は珍しい議会かもしれない。少し前に東京都議会の女性へのヤジが問題になった。東京都議会とは別に、小生は無気力議会の印象を受けた。一度でいいから小生のような視点で議会を傍聴されたし、と望む所である。また、有権者市民も1年に一度で良いから信託した議員の姿を見るべきだと思う。丸投げしてあとはお任せでは済まされないだろうと感じた次第である。…義憤に感じた故の老骨の嘆言としてお受け止め下され』(秦野議会見聞録・匿名)
○…昨年末、編集室に届いたファックス文である。議場のマナーの悪さは傍聴した市民から良く耳にする。本会議のみならず、委員会で品位のかけらもない下劣な暴言を執行部に浴びせる議員に辟易した、といった声を聞いたこともある。ファックスの主様からは「貴方達記者諸君も、若しこの現実を知らないとしたら、大変失礼ながら驚きを禁じ得ない」とのご指摘をいただいた。昨今は、インターネット上で議会を見ることもできるため、つい足が遠退いていた。今後は時間がある限り、傍聴に運ぶことにしよう。
○…そもそも議会の公開にもっと積極的になるべきだ。公開が広がれば、議場での不埒な振る舞いは減るだろう。箱根町議会では、県内で初めて傍聴者による撮影や録音を解禁し、児童・乳幼児の入場を可能にするという。また開成町では年1回、「日曜議会」の開催を10年続けている。開かれた議会に先進的な自治体は近隣にもある。
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