学校法人東海大学(平塚市北金目)は、平成26年度かながわ地球環境賞の温暖化対策計画書部門を受賞した。この賞は、地球環境保全に向けた実践的活動や温室効果ガスの排出削減に貢献する取り組みを行った団体や個人を表彰するもの。
受賞の対象となった同大学湘南校舎18号館は、2014年2月に竣工。学生や研究者の育成をめざし、主に理学部の研究・実験棟として活用されている。ソーラーパネルや高効率ヒートポンプ空調設備の他、全館LED照明などを採用することにより、省エネ効果を高めている。こうした取り組みの結果、神奈川県建築物温暖化対策計画書制度における評価システム(CASBEEかながわ)で最高のSランクを獲得。また、トップライトやアトリウムによる自然採光・自然換気を確保している。
同大学では「今回大学の環境に対する活動を表彰いただいたことを、大変光栄に思う。これまで東海大学環境憲章に基づき、省エネルギーに取り組んできた。東日本大震災以降、学園全体で更なるエネルギー管理により省エネに配慮したCO2の削減に取り組んでいる。今後とも地球環境保全に努め、『人と社会と自然の共生』に向けて貢献する人材を育成していきたい」などと話した。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|