秦野市内商店の店主らが講師としてプロの知識や技を伝授する「商人(あきんど)魂お役立て講座」が、2月から3月にかけ、市内の商店等を会場に11講座が行われている。今回で10回目。
2月14日は入船町の根倉たたみ店で、ひな人形用のミニサイズの畳作り体験が行われた。講師は、畳組合加盟の若手メンバー5社による「畳工房」の職人。畳を身近に感じてもらおうと第2回から参加している。
会場で参加者は、24cm×15cmほどのミニ畳に縁を付ける作業に挑戦。鮮やかなピンク色の縁とその芯になる厚紙を、畳の目と垂直になる様に手で押さえながら大型のホチキスで留めていった。
参加者のひとり河原茉那(まな)さん(10・立野台在住)は、「角を丸めるところが難しかった。畳がどういう風に作られているか分かった」と、完成品を見ながらニッコリ。
畳工房メンバーの根倉安史さん(43)は、「皆さんと交流できるのは楽しい。講座を通じて畳の良さを知ってもらうきっかけになれば」と話した。
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