通学中の子どもたちの安全を確保するため、秦野市は通学区域内の道路でカラー舗装化を進めている。2003年度から年々拡大しており、2015年度は市内5カ所が舗装される予定。
カラー舗装とは道路の両側または片側を緑色に着色することで、車道と歩行者通路を視覚的に分離するもの。ブロックなどで分離する一般的な歩道に対し、イメージ歩道またはグリーンベルトと呼ばれている。一般的な歩道設置には用地補償の交渉に時間がかかることなどから、早急な安全確保を必要とする通学路などに適用されている。市はその他の側溝補修工事などを含め、2015年度予算に国の交付金を活用し、国庫関連通学路整備工事費約3500万円を計上した。
市は年に1度、秦野警察署や学校関係者、PTAなどと合同で各小学校の通学路の点検を実施。危険箇所に指定された場所から、警察署と協議を経て、安全性向上に効果がある道路でカラー舗装化を決めている。今年度は、南小学校区の693号線(今泉)で約230m、西小学校区の855号線(沼代新町)で約115mなど計5カ所、総延長距離約1700mを舗装する予定。舗装工事に当たり、該当する学校には通知文を、地元自治会には回覧板を回して周知をしていく。
イメージ歩道は通学路だけでなく、市内には地元自治会による要望によって舗装された道路もある。今年度は寿町や萩が丘など5カ所、約1200mで整備を予定。市内でカラー舗装された2013年度までの総距離は約6000m。市担当者は「合同点検を通して整備を進め、道路の安全性を高めていきたい」と話す。さらに「中学校の通学路でも要望があれば対応したい」としている。今後カラー舗装後にブロックを設置するかは、道路整備事業の中で検討していくという。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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