秦野市教育委員会は市立幼稚園や小・中学校の教職員らを対象に、神奈川県で初めて青少年日本赤十字社防災教育プログラムを使った防災教育研修講座を開催。コミュニケーション力などを養う研修を行った。
この研修講座は、教育現場の職員らを対象に開催された。豪雨や台風、首都直下型地震など、甚大な被害をもたらすことが想定される自然災害が発生した際に自ら命を守るため、児童・生徒に対する防災意識の普及を図ることが目的だ。
5月14日、会場のはだのこども館には、市内の市立幼稚園や保育園、こども園、小・中学校から教諭ら30人以上が参加。日本赤十字社が気象庁と協力して作成した青少年赤十字防災教育プログラム「まもるいのち ひろめるぼうさい」をもとに研修を受けた。
講師を務めた日本赤十字社神奈川県支部の職員は、子供たちが学校にいる時間に緊急地震速報が流れた場合、どこにどのような危険があるのかを瞬時に子供たち自身が判断し、適切な対応ができるよう日頃から意識づけをすることが大切、などと解説。また、参加者はコミュニケーション能力やチームワークを養うため、ペットボトルの飲み口にさした1本のマジックを皆で支え一つの絵を描く、竹ひごで高いタワーを組むなど、ユニークなグループワークなどを体験した。
参加した教諭の一人は「災害のプロから話を聞くことができて参考になった。自身の学校にも赤十字社の職員を招き、子供たちに研修を受けさせる機会が持てたら」などと話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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