信号無視や酒酔い運転、一時不停止等、自転車で危険な乗り方をした14歳以上の運転者に講習の受講を義務付ける、改正道路交通法が6月1日、施行された。
秦野市交通安全対策協議会や秦野警察署等では、啓発チラシ約7200枚を作成。5月18日に、市内の中高校生と学校関係者を対象に配布した。その他、定期的な自転車の安全教育等を通し、自転車通学者らへの啓発にも力を入れている。
秦野署によると、自転車が関係した交通事故でもっとも件数が多いのが交差点。続いて、信号無視や一時停止をせずに脇道から飛び出して自動車と接触する事案だという。
2014年は、同署管内で自転車が関係する人身交通事故が68件発生(前年比マイナス12)した。中でも多かったのは、15歳以下で16件だった。また、市内寺山では、サイクリストの男性がカーブで転倒し、対向車と衝突する事故等も発生していた。
2015年は、5月31日までに28件(前年比プラス1)が発生した。15歳以下の7件が最多だった。死亡事故は、2013年に1件あり、それ以後は発生していない。
自転車運転者講習の対象となる危険行為は14項目。傘さし運転やながらスマホ運転、イヤホンで音楽を聴きながら運転して事故を起こした場合等も対象となりえる。過去3年以内に2回以上この危険行為を繰り返すと同講習の受講となり、従わなかった場合は5万円以下の罰金が課せられる。
秦野署交通課では、「自転車も車両のひとつ。今後も交通ルール順守とマナー向上を呼び掛け、自転車事故防止活動を継続して行っていく」と話している。
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