上小学校で5月29日、土俵改修記念の相撲大会が行われた。土俵は昨年の大相撲秦野場所の土を利用し改修され、児童らは角界の力士が相撲を取った土で学年毎に取り組みを行った。
行司役の児童が呼出を行うと、大相撲さながらの真剣な表情で土俵に上がる児童に「がんばれ!負けるな!」と声援が飛び交い、四股を踏むと「よいしょー!よいしょー!」と全校児童が声を揃えた。6年男子の結びの一番では児童、保護者の興奮も最高潮に達し盛況のまま全ての取り組みを終えた。
「子どもたちに喜んで欲しくて」
菖蒲地区農村景観保存会会長の矢口敏郎(としお)さん(80・菖蒲)は今春、同校にモモの木を寄贈。その際、相撲大会を学校側から聞き、「せっかくの改修記念だし、子どもにメダルをあげたい」と思い、男女とも1〜5年の優勝者と6年の準優勝者にはメダルを、6年の優勝者には盾を用意した。
メダルは矢口さんが小学校6年から現在まで続けている陸上競技(主に跳躍)で獲得したものだ。自宅には金銀銅合わせて630個のメダルがあり、東日本、関東、神奈川マスターズ等の金メダルを選んで寄贈し、児童の首に掛けた。そして、盾は書道でもらったもの。「私が沢山持っていても仕方が無い。小さい子たちに少しでもあげて喜んで欲しくて」と照れ笑い。メダルと盾をもらった児童は嬉しそうな表情を浮かべ、メダルを何度も見ていた。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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