企業の社員教育、アスリート育成に採用される人材開発技法の1つ「コーチング」。伊藤友希さん(24・千村)は企業が催す講習などでコーチングを学び無償で相談を受けている。
コーチングは、あくまでも相談者が自分の足で踏み出すためのアシスト。相談者は男女年齢問わず、内容は人間関係や仕事、将来に対する不安などだ。対話を通じ理想と問題点を理解し、理想に近づくためのきっかけをつくる。3カ月を1区切りとし、月(または週)に1度、概ね60分ほど、対面などで行われる。
コーチングを始めた動機を「1人でも多くの人が毎日を楽しく生きて欲しい。自分と同じ過ちを犯さないで欲しい」と話す伊藤さん。幼少期、社会不安障害と診断され、不登校も経験。高校では自傷行為に走ったこともあり、「生きるのが辛かった」と当時を振り返る。
自身の辛辣な経験を踏まえ、不安、悩みを持つ人の助けになりたいと思ったという。すでにコーチングを受けた相談者からは「問題に対する見え方が変わり、自信を持てるようになった」や「優しく真摯に話を受け止めてくれた」との感想。
伊藤さんは「医学ではないので上手くいかないこともある。でも、苦しみ、悩む人はそれだけ真面目に向き合っている証。悩むエネルギーを将来へ向けるきっかけになれば」と話した。
問い合わせはminna.de.warae@gmail.comへ。
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