平成27年 第2回定例会 市政報告 都市部の農業振興策など質問 秦野市議会議員 高橋文雄
平成27年第2回定例会は、6月2日から22日まで開催されました。
〈一般質問〉【1】都市農業振興基本法が可決
衆参両院で都市農業振興基本法が全会一致で可決されました。この基本法は、都市の中における農業・農地が、食料の供給、緑地の景観形成、災害発生時の避難場所など多面的な機能を有する事を評価し、農業農地の保全を主な目的としています。そのための基本計画の策定や必要な措置などを、国や地方自治体に義務付けたものです。
【意見要望】
現在の秦野市都市農業振興計画を基に、インターネット販売の促進、経営の協同組合化、法人化、6次産業化などを提言、早期策定をすべきであると考えます。
【2】生産緑地指定の緩和を要望
生産緑地法も、都市農業振興のための法律と言えます。平成3年改正により、農業を継続することで農地の宅地並み課税が減免されました。農地の多面的機能の保全につながっています。
【意見要望】
農業を継続しようとしても、生産緑地には厳しい条件(例/防災協力農地として登録した農地で6m以上の道路に接していること等)があり指定が難しい。貴重な緑地空間であることを鑑みて生産緑地とすべきと考えます。
【3】南地区の臭気問題について
3月議会において、今泉堆肥利用組合の施設では、落葉、剪定枝、乳牛の尿で発酵促進すべきであり、実証試験を提言しました。市は、臭気が治まっているので実証試験の予定はなく経過を見守るとしています。
【意見要望】
実証実験の予定がなくても、秦野のタバコ栽培ではタバコの苗床で全く同様の方法で発酵を促進していることから、効果はすでに証明済みです。
また、秦野市運動公園の落葉の収集費は27年度で500万円と試算されていますが、焼却費は計算されていません。
落葉、剪定枝を発酵促進材として利用し、焼却にかかる経費を今泉堆肥利用組合の施設のための費用として利用しても良いと考えます。街路、学校、公共施設の落葉、剪定枝の利用に努め臭気の原因である食材残渣の搬入を止めるべきです。
文教福祉常任委員会 審査状況
子宮頸がんワクチン被害者への支援等を求めた陳情は、接種後副反応があることから支援の必要性があるので趣旨採択。【要望】積極的支援を提言(本会議趣旨採択)
他、市中学校完全給食を求める陳情(継続審査)、保険診療への消費税をゼロ税率(免税措置)課税とする意見書の提出を求める陳情 (不採択・本会議不採択)でした。
高橋文雄
秦野市大秦町2-36
TEL:0463-81-3412
FAX:0463-84-8100
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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