秦野版 掲載号:2015年8月6日号
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桴谷さん・澤田さん下田夫妻 スイスの雪山走破に挑戦 200Kmのトレイルラン

スポーツ

丹沢でトレーニングをする4人
丹沢でトレーニングをする4人
 丹沢の山中を駆け抜ける4人―――。市内在住の桴谷泰之さん(45・南矢名)、澤田敦さん(45・渋沢)、下田栄次さん(37・今泉)・梓さん(31)夫妻、が8月13日からスイスのダボスで開かれるトレイルランニングの大会「スイス・アイアン・トレイル」に出場する。標高2500m以上の厳しい山岳地帯を走破する過酷なレースだ。

 トレイルランニングとは、登山道を走る競技。整備された平坦な道だけでなく、木の根が露出した場所や岩場などもコースに取り入れられている。

 今回4人が参加するのは、国際大会の中でも最長クラス。スイスの山々に囲まれた谷あいの村・ダボスを出発し、氷点下、雪の残る雄大な山岳地帯を1周するというものだ。全長200Kmを64時間以内に走る「T201」や、全長124・7Kmを40時間で走る「T121」など6つのコースが設定されている。桴谷さん、澤田さん、下田栄次さんがT201、下田梓さんはT121に出場する。

 制限時間内にゴールすることに加え、コース内に設置されたチェックポイントを規定時間内に通過することが完走の条件となっている。そのため、選手たちは2日から3日のレース期間中、ほぼ眠らずに走り続けなければならない。今大会は新しいコースへの変更があり、未体験の刺激を求め、世界中から1700人以上の猛者が参加する。

 標高が100m上がると気温が約0・6度下がるため、1つのコースの中で標高差が大きいほど選手の負担は大きくなる。標高差の合計はT201が1万1440m、T121が6990m。選手たちは強靭なスタミナに加え、厳しい環境への適応力も求められる。寒さ対策のダウンジャケットやグローブ、夜間走るためのヘッドライトや反射板など装備は厳重。もしもの時に備え、高カロリーの非常食もリュックサックに入れていくという。

丹沢でチーム結成

 「限界を超える瞬間が楽しい」と桴谷さんと澤田さんは口をそろえる。4人は100Km超の大会の完走経験者。澤田さんは「レースの途中、身体中が痛くなり、もうだめだと思う瞬間が必ずある。それでも走り続けることで力が戻る瞬間があり、レース後半にタイムが上がることもある」とトレイルランの魅力を語る。

 下田夫妻と桴谷さん、澤田さんは2014年にヨーロッパの最高峰モンブランを一周する大会にそれぞれ出場し、お互いの存在を知ったという。「日本人の少ない大会で、秦野の人に会うとは思わなかった」と桴谷さん。その後、丹沢でトレーニングを行っている仲間としてクラブチーム「Team HADANO―TANZAWA」を結成。現在のメンバーは9人で、澤田さんと栄次さんを含む4人が山岳救助隊の隊員として市民の安全を守る役割も担っている。栄次さんは「今後は、レスキューのための技術を学ぶことにさらに力を入れていきたい」と話す。

 4人は7月、大会に向け丹沢で合同トレーニングを実施。スピードハイクやフォームのチェックを行った。桴谷さんは「HADANOを世界にPRしてきたい」と意気込みを語った。

左から澤田さん、桴谷さん、下田梓さん、栄次さん
左から澤田さん、桴谷さん、下田梓さん、栄次さん

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