大会を前に気合いが入る後藤さん
全国の高校生たちがしのぎを削る全国高等学校総合体育大会。近畿地方の各所で行われおり、８月17日から京都府で開催される水泳競技に南矢名在住の後藤和真さん（16・のぼりとスイミングクラブ／法政二高２年）が出場する。
後藤さんが挑む種目は、１００ｍ自由形、２００ｍ自由形、４００ｍフリーリレー（１００ｍ×４人）、８００ｍフリーリレー（２００ｍ×４人）の４つ。昨年はリレーのメンバーとして出場を果たしたが、個人種目は今年が初めて。特に１００ｍ自由形には気合いが入っている後藤さん。６月に行われた県予選で１位、続く関東大会でも２位の記録を残しており、今大会でも上位入賞を狙っている。１００ｍベストタイムは50秒99。順位はもちろんだが、国際大会や合宿参加の選考基準になる、ナショナル選手標準記録50秒63（高校２年）を切ることが目標だ。「標準記録を切って、今後に繋げたい」。そう言って抱負を話した。
普段は高校の水泳部に籍を置きながら、川崎市にあるのぼりとスイミングクラブで練習に打ち込んでいる。ライバルは予選の関東大会で１位の座に着いた東京都の選手。「テクニックを高めて格上の選手に近づきたい」と話す。同クラブの角田篤俊コーチには「成長の伸び具合で五輪出場も可能」だと背中を押してもらっているという。世界の舞台に立つことを目標に、日々練習に励んでいる。
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