秦野市役所
秦野市では、２０１５年10月から、これまで毎週土曜に行っていた本庁舎の一部窓口サービスを、第３土曜は行わずその翌日の日曜に月１度実施する。対応する課は、戸籍住民課など８課31業務（８月13日現在）。
秦野市では、２００７年度から、平日に市役所へ来庁できない人のために土曜に一部の窓口を開け、転出入に伴う届出や各種申請の受け付け、市税の納付などの手続きを行ってきた。
日曜開庁は、共働き世帯や一人親の増加など、社会情勢の変化を踏まえ、市民への窓口サービスの向上が狙い。
実施期間は「当面」としている。しかし、約１年間は継続予定といい、この間に利用者数や効果、影響などを分析し、継続か否かの判断をしていくという。
取り扱い件数毎年増加
土曜開庁日の本庁舎窓口の１日取り扱い平均件数は、スタートした２００７年度から毎年増加しているという。２００７年度は１日平均１５８・６件、続いて２００８年度は１８９・９件、２００９年度は２０２・０件、２０１０年度は２２９・９件、２０１１年度は２３１・８件、２０１２年度は２６３・９件、２０１３年度は２５４・９件となっている。２０１３年度は若干減少しているが、これは、「２月に２週連続週末に降った大雪の影響」だと推測、悪天候がなければ前年度より土曜の窓口取り扱い件数は「増加していたはず」という。昨年度に関しては現在集計中だが、「これまでと同水準、もしくは増加」としている。
年間で取り扱い件数が多い月は３月。これは転入・転出の手続きが多いため。逆に少ないのは８月。夏季休暇等で平日に来庁できる人が増加する他、帰省等で来庁する人が減っていることが要因だという。
開庁時間は午前８時30分から正午、午後１時から５時。担当課は戸籍住民課、高齢介護課、障害福祉課、市民税課、資産税課、債権回収課、国保年金課、保育こども園課（12月から２月限定）など。
市行政経営課では、「これからも市民サービスの向上に努めたい。ぜひご利用を」と話している。
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