250ccのマシンにまたがって、土埃を巻き上げながら宙を舞い、自分だけを信じ華麗な技を繰り出すフリースタイルモトクロス(FMX)ライダー原田かける君(西中3)。8月下旬に岩手県で行われる予定だった全日本FMX選手権(GO BIG 2015)は天候不順のため中止となったが、ライダー紹介で登場し、10回の滑走を行った。
コースコンディションは悪く、「ビビった。技の完成度、モトクロススキル等反省が多い」というがヒールクリッカーは成功させ、「楽しかった。ワクワクして、飛ばせてもらえて嬉しかった」と笑顔を見せる。
広島県で出生した原田君は4歳のときに50ccのマシンを買ってもらい、初めて飛んだのは小学3年。父親の転勤の都合もあり、小学5年で愛知へ引越し、さらに転勤で秦野へ越し、東日本に多くあるFMXのコースの近くへ移ってきた。
日本FMX界の先駆者・故佐藤英吾氏に幼少の頃から可愛がられ、いつしか「英吾のように」と憧れを抱いた。ジャンプで失敗し骨折したとき自分がマシンにつけているステッカーを原田君におくった英吾氏。2013年、練習中の事故で急逝した知らせを聞いたときには言葉を失ったという。
身をもって感じた英吾氏を「自分に厳しく、人に優しく、プロで、先輩で、先生で、兄」と今なお慕う。自分が楽しみ、観客を楽しませるのがプロという英吾氏から教わったDNAを受け継ぎ、将来は「日本のFMX界を牽引する存在になりたい」と意気込みを語る。
背番号は39。EVOLEX(オイル)、モトパーク森(コース)、北相モーターサイクル販売(マシン)、JIN(スポンサー)を始め、自分に関わる全ての人への感謝(Thank You)を背負う。
直近の大会は11月末に埼玉で開催される。今はまだ標準の1つ下の15mのファインドクラスだが、「近いうちに標準の23mを飛びたい」と目を輝かせた。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|