秦野高校と秦野曽屋高校の山岳部が10月2日(金)〜4日(日)に行われる第59回関東高等学校登山大会へ出場する。会場は群馬県の上州武尊山(標高2158m)。
秦野高校西尾君・大塚君
秦野高校山岳部(林英二顧問)からは2年の西尾英亮君と大塚康介君がエントリー。今大会では足柄高校から出場する2人とパーティーを組む。
常に考えるのは「安全のためにどうしたらいいか」。西尾君はチーフリーダーとしてパーティーの先頭に立ち、4人の状態を何度も振り返りながら常に観察し、ペース配分、休憩時間の確保など臨機応変に対応する。一方、幼少から祖父と山に登り、高校で本格的に登山を始めた大塚君。救急法をはじめ、山を登る知識には自信があるという。
1年次の夏合宿は奥穂高岳で敢行。合宿を思い出すとその過酷さから2人は苦笑いを浮かべたが、登山中にパーティーと協力し苦難を乗り越え、登りきった達成感と頂からの景色は何物にも代えられないという。
2人は「足柄高校の方とコミュニケーションをしっかりとりながら登り、山頂からの景色を楽しみにしています」と話した。
曽屋高校芦川君・土持君
秦野曽屋高校山岳部(久保村知彦顧問)からは2年の芦川幸樹君と土持裕輝君が出場。パーティーは麻溝台高校と組む。今大会で芦川君は救急・記録・調理を、土持君は気象を担当する。
部室に貼ってある南アルプスの絶景を見て「ここにいきたい」という思いが強まったという芦川君。土持君は親が登山好きで、写真、ビデオなどの影響もあるが、何より「山で星が見たい」という一心で入部した。
1年次夏合宿では槍ヶ岳に登頂。万年雪に足を取られ「命の危険を感じた」という経験が今に生きている。山で信じるのは書きとった気象図や読図など自分たちの技術のみ。そして冷えた体を温める食事も不可欠。辛かった経験を思い出し「あれに比べればまだ楽」と山頂まで気持ちを切らさずに登っていく。
2人は「3年連続出場なので、先輩の名に恥じないように、しっかり気持ちを持って楽しく登って帰ってきたい」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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