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秦野版 公開:2015年10月10日 エリアトップへ

市民参加型マンボで社交ダンスの普及と地域活性化を図る 斉藤 ケンさん 南矢名在住

公開:2015年10月10日

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「社交ダンスのザビエルに」

 ○…華やかな衣装をまとい、マンボの軽やかな音楽に合わせてステップを踏む。「さあ、皆さんも一緒に踊りましょう」と、傍観していた観客に参加を呼びかける。誰でも気軽に踊ることができるマンボを通し、社交ダンスの普及や秦野を元気にしたいという思いから、地域イベントなど街に出て市民参加型のマンボを仕掛けている。東海大学駅前広場でのイベントでは、プロレスリングの上で披露。「マンボで体を動かし、みんなで元気に、笑顔になりましょう」と声高らかに訴えた。

 ○…社交ダンスと出合ったのは21歳の時。地元の茨城県で営業の仕事をしていた頃、友人に無理やり誘われ地域サークルに参加した。そこで初めて経験した、社交ダンス特有のリズムやステップ。心をがっちり掴まれた。「自分に何が向いているのかと悩んでいた時期、出合ってすぐに夢中になりました」と振り返る。23歳でプロになり、本格的にダンスの道へ。都内の公民館などでレッスンをする傍ら、競技ダンスの世界で技術の向上を目指し、日々練習に励んだ。

 ○…現在は東海大学駅前でダンス教室を営んでいる。今のパートナーである真理子さんとは、12年前に東京で出会った。プロ同士ケンカをすることも多々あったが、お互い支え合い、出会って2年後に秦野にスタジオをオープンした。今年で10年目。最近になって、プライベートでも真理子さんとパートナーの関係に。地域イベントでのマンボの他、NHKのど自慢にも出場。踊りながら歌うという、前代未聞のパフォーマンスに、会場は大いに沸いた。真理子さんは戸惑いもあったようだが、「面白いじゃない」とにこり。目を輝かした。

 ○…まだまだ思ったように普及活動ができていないと、満足はしていない。目指すのは、市民1万人で一斉マンボ。ギネス記録を狙っている。「社交ダンスの伝道師、ザビエルになります」。そう語る目は、真剣そのものだった。

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