東海大学湘南校舎で10月19日、地域の課題を学生と住民、行政職員らが話し合う「フリー・スペース」が行われた。当日は同大学生のほか、秦野・平塚・伊勢原・大磯の職員、大根地区自治会を中心とした地元住民ら約50人が参加。8チームに分かれて、「大学と地域とが交流を深めるためには」をテーマに意見交換を行った。
はじめに簡単な自己紹介をしたあと、テーブルごとに自由に意見を出し合い、その後メンバーを入れ替えて意見を交換。再び最初のテーブルに戻り、意見交換で気付いたことなどを話し合う「ワールドカフェ」方式で行われた。意見交換では「交流の原点は挨拶。地域住民からも学生側からも積極的に挨拶をしては」、「大学や地域のイベントなど知らない場合が多い。情報共有できるよう発信していかなければ」など、活発な発言が見られた。また、話し合いの中で「ああ、そういう考えもあるか」という声も聞かれ、学生・住民・行政それぞれの考えを共有する時間となった。
主催の同大To―Collabo推進室の永禮(ながれ)明子さんは「大学側としても課題をいただいた有意義な会でした。今回の内容を踏まえ、今後も継続していきたい」と話した。
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|