公益財団法人みずほ福祉助成財団(東京都千代田区)が社会福祉法人常成福祉会障害者支援施設「丹沢レジデンシャルホーム」(秦野市菩提)に社会福祉助成金75万円の助成を決定した。11月19日には同ホームで贈呈式が行われ、みずほ銀行秦野支店の神丸(こうまる)満支店長が訪れた。
同財団は、みずほ銀行の前身である富士銀行創業100周年を記念し設立されたもの。社会福祉向上への貢献を目的に毎年全国から一般公募し、助成を行っている。同ホームでは現在約60人が生活しているが、1990年の開所から25年が経ち、介護機器などが老朽化していたという。今回、老朽化している入浴設備を更新することで「身体障害者の方々のQOL(生活の質)を維持する上で助成効果がある」と決定。助成金は身体障害者の入浴用車椅子の整備に充てられる。
贈呈式ではみずほ銀行の神丸支店長から、同ホームの伊藤崇博施設長へ「決定通知書」が手渡された。伊藤施設長は「助成を受けたことで利用者の方が快適に過ごせるだけでなく、新しい介護機器を使うことによって職員にとっても身体的負担が減り、働きやすい環境整備ができる」と喜びを語る。神丸支店長は「財団としても、秦野の施設に助成できるのは非常に喜ばしいこと。地域に根差し、地元から愛されるメガバンクとして、今後もPRしていきたい」と話していた。最後には伊藤施設長から神丸支店長へ施設利用者が作成した記念品が贈られた。
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