秦野市は12月4日、談合が疑われるとして同日に開札が予定されていた道路舗装や側溝整備工事など公共工事10件の入札を中止した。市契約課によると1日に市内の建設業者から「談合をうかがわせる表が別業者からFAXで送られてきた」という情報が寄せられた。文面には入札の工事名称や予想の最低制限価格、業者名などが記載されていたという。送信元が表の作成を認めたことから、不正行為と判断。10件全ての中止を決定した。
市は業者に聞き取り調査を実施し、2日に秦野警察署に相談した。同課は「不正行為が確認された場合は入札への参加停止措置を行う方向」という。中止された10件の工事の入札については「状況を精査して早めに執行したい」と話した。
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