蔵元がその年の新酒ができたことを知らせる目印として掲げる「杉玉」。市内の金井酒造店でも、昨年暮れ、新酒の完成に合わせて新しい杉玉が掲げられた。
同社の杉玉は、新潟県長岡市から酒造りにやってくる杜氏の内山正さんが手作りした。今年は長岡の杉を使って、直径65cmほどの球状に仕上がった。今年は杉玉の上に立派な屋根が付いた。同社では「最初は緑色の杉玉が少しずつ枯れた茶色に変わっていくのが酒が熟成していく様子を表しているとも言われています」と話す。
今年は秋から暖かい日が続いたが、発酵も順調に進んだため「例年通り丸みを帯びた味わいの上質な新酒が仕上がった」という。
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