「美味しいね」。秦野市の介護老人保健施設「ひまわりの里」で高齢者にふるまわれているケーキは、安全性に配慮して開発されたオリジナルだ。加齢に伴い飲み込み機能が低下する「嚥下(えんげ)障害」のある施設利用者に、敬老の日やクリスマスのイベントで食べやすいよう開発されたケーキを提供している。
ケーキを開発したのは、厚木市の「お菓子工房Sala」のオーナーシェフ、外村(とむら)貞子さん(58)。同施設で働く言語聴覚士の浦野信さんらが、「飲み込みの障害がある人にも美味しいケーキを味わってもらいたい」と、浦野さんが利用していた同店に依頼した。
ケーキは現場からの要望を取り入れながら、とろみ成分を使用して喉に詰まらせないよう工夫。完成した抹茶ムースとマンゴームースのケーキは、施設利用者に喜ばれているという。
外村さんは「いつか店頭にも並べたい」と意欲的だ。浦野さんは「美味しく安全なケーキが世の中に広まれば嬉しい」と話した。
|
<PR>
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>