コミュニティタクシーと上地区乗合自動車(行け行けぼくらのかみちゃん号)について、秦野市は通学時の利便性向上と新たな需要の掘り起こしを目的に、4月1日から小・中学生を対象とした定期乗車券導入の実証実験を行う。
コミュニティタクシーとかみちゃん号は、交通空白・不便地域や不採算バス路線に対応する交通手段として、実証運行を経て(株)愛鶴が自主事業として本格運行を実施している。かみちゃん号は小学生の通学にも利用されているが、これまでは通常運賃(小児100円)のみで、定期乗車券の導入が課題となっていた。
昨年、上地区公共交通協議会の委員から「あれば助かるではなく、なくては困るという状況であり、金額の負担が大変で安くできないか」という意見が出たことから、9月に上小学校の保護者にアンケート調査を実施。アンケートの結果、10人程度の需要があること、放課後の塾・習い事での利用や中学生の新たな利用者の発掘が見込めることから、小・中学生に限定し、定期乗車券導入の実証実験を行うことにしたという。
実施路線は、コミュニティタクシーでは渋沢駅・秦野赤十字病院ルート、おおね台ルートの2本、かみちゃん号については湯の沢線、みくるべ線、柳川・八沢線の3本。実施路線全てで、どこでも乗り降り可能な「期間定期」と、利用区間を限定し学期ごとに料金を設定した「学期定期」の2種類を導入する。現在、受け付け中で(株)愛鶴のホームページ(http://www.aizu-taxi.co.jp)の申し込みフォームからか、申し込み用紙をダウンロードして郵送する。本人の写真や保険証(中学生は学生証)の写しの添付が必要となる。
実証実験は4月1日から1年間。市公共交通推進課は「今までも小学生の他にも天気の悪い日は中学生の利用もあったようです。今回の取り組みで新たな需要も見込めるため、利用状況を確認しながら今後の導入について検討していきたい」と話している。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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