秦野市副市長に就任した 宮村 慶和(よしかず)さん 北矢名在住 58歳
「市民の幸せのために」
○…「市民の皆様に、秦野のまちに関心を持っていただけるよう、努めていきたい。そしてまちづくりの知恵をいただきたい」と力を込める。そのためには、まず発信力の強化。市の事業や制度について、役所言葉ではなく、なるべくやさしくわかりやすい表現で、伝えることが必要だと唱える。「秦野市は丹沢の豊かな自然と都心まで容易に出られる交通に利便性を兼ね備えたポテンシャルの高いまち。人もみんな温かい。その魅力をPRしていきたい」と意気込む。
〇…北矢名で生まれ育った生粋の秦野っ子。秦野高校時代は3年間サッカーに打ち込んだ。法政大学を卒業後に市役所に就職。入庁時期が8月だったため、大学卒業後に少し時間があいた。その間アルバイトをして資金をつくり一人でドイツやオーストリアを巡るヨーロッパ旅行へ。「安いユースホステルに泊まる学生の旅です。いわゆるバックパッカーでしたね。言葉なんかわからなくても身振り手振りで何とかなるものです」とワイルドな一面も。
〇…これまで市職員として様々な仕事を経験。当時の電算室に異動した際はまったく知識がなかったため、一からプログラミング言語などを学んだ。自身で懸命に勉強したものの、最も頼りになったのは、やはり先輩の存在。「仕事の伝承はとても大切。人間関係を良好にして皆が前向きになれるよう、明るい職場づくりをすることが大切」と身を乗り出す。「時には飲みニケーションもね」と笑いながら加えた。
〇…両親、夫人と4人暮らし。休暇には2人で旅する「オシドリ夫婦」。健康維持のために、昼休み時間には予定がなければ水無川沿いのウォーキングを欠かさない。少子高齢化や人口減少など、課題は山積している中での就任に「副市長の職は大変なプレッシャーですが、不安に背を向けず挑戦したい。市民の幸せのために全力を尽くしたい」と力強く話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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