4月23日(土)から5月12日(木)は「こどもの読書週間」。秦野市立図書館(秦野市平沢94の1)では、子どもたちが読書を楽しんだり、図書館に親しむことができる企画を実施する。
秦野市立図書館によると、子どもの利用は近年減少傾向にあるという。同館の「児童(0〜12歳)」「学生(13〜20歳)」を合わせた貸し出し人数は2003年度約2万3千人に対し、2014年度が約1万4千人。児童書の貸し出し点数も2003年度約11万点、2014年度約10万点と減少している。
その中で同館は1年を通して、絵本の読み聞かせをするおはなし会や、子ども短歌大会、アニメ作品の映画会、7カ月児健診時に絵本をプレゼントするブックスタートなどを実施。図書館の利用を促す事業を展開している。
23日から企画様々
こどもの読書週間でも、毎年工夫を凝らしたイベントを実施。今年は4月23日(土)、29日(金)、5月5日(木)に、児童書の「おたのしみ袋」を企画した。いくつかの対象学年ごとに、乗り物や植物、昆虫などテーマに合わせて職員が選んだお薦めの図書3冊ほどが、中が見えないよう紙で包まれている。各日20セット用意される予定。
その他、館内を巡りクイズを解いていく図書館クイズラリー(小学生まで)や、子ども映画会「世界の名作童話」(4月30日(土)午後3時半〜先着80人)、おはなし会(4月23日(土)、5月7日(土)午後2時半〜先着30人)などが企画されている。
職員は「読書によって日常とは違う世界の中に入ることは、子どもにとって大切な体験。色々な図書に興味を持ってもらいたい」と話す。
問い合わせは秦野市立図書館【電話】0463・81・7012へ。
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