熊本県を中心に甚大な被害を出している「平成28年熊本地震」を受け、秦野市が支援物資を届けた。
秦野熊本県人会が要請し、神奈川県トラック協会秦野伊勢原地区支部が協力。事前にニーズの聞き取りを行い、10トントラック1台に食料や生活必需品などの支援物資を積載、市防災課職員2人と消防職員2人が搬送した。22日に現地入りし、熊本県が設置した対策室の指示で、受け入れ可能な2市1町1村に物資を届け23日に帰着。現地入りした高田保防災課長は「まだまだ片付いていない。できることがあったら手伝っていきたい」と話した。
東海大 対策室は湘南キャンパスに
学生アパートが崩れるなどの被害を被った東海大学熊本・阿蘇キャンパス。同大は16日に情報収集のために大学職員4人を派遣、同日夕方には普段はソーラーカーを積載している4トントラックに支援物資を積み込み出発した。現地では電源が確保できず携帯の電波状況も悪いため、湘南キャンパスに災害対策本部を設置しているという。
東海大学付属病院には18日、政府から災害派遣医療チームDMATの出動要請があり、現地入り。21日まで医療活動にあたった。
また現地の学生は全て保護者への引き渡しが完了。阿蘇キャンパスは避難所として開放し、約1000人が待機している。
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