秦野市手をつなぐ育成会(相原和枝会長)や市職員、市民の有志による支援隊(杉崎貞夫代表・29人)が6月25日、東日本大震災の被災者が暮らす宮城県の石巻バイパス仮設住宅で炊き出しと支援物資の配布を行った。これまで東北の被災地などで支援活動を行っており、同仮設住宅への訪問は4年ぶり2回目。
同仮設住宅は150戸。同県女川町から避難してきた人が今も多く生活している。今回の訪問は支援活動で知り合った女川町出身の人から要望を受けたもの。
当日、隊員は1戸ずつじゃがいもなどの物資を配布して回った。焼きそばやたい焼きの配布、生活用品のくじ引き、秦野観光和太鼓の演奏などが現地の人に喜ばれた。
26日には、岩手県気仙沼市で語り部の被災体験を聞きながら現地を視察した。参加者の一人、金澤保博さん(曽屋・69)は岩手県の不二家乳業(株)の元社長で、支援活動は今回で7回目の参加。これまで不二家秦野工場から被災地への菓子の寄付の仲介役を担ってきた。「年齢的・体力的に辛い部分もあるが、子どもたちの笑顔や語り部の方の話に心動かされる」と話した。
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