秦野市観光協会(市川和雄会長)が一定基準を満たした土産品を認定する「秦野市観光協会推奨品」の審査会が、8月8日に市文化会館で開かれ、新たに3社4品目が認定された。
観光協会推奨品事業は、市内の物産品の品質向上や販売促進を目的に1983年に開始した。初年度の21品目から始まり、今回の追加分を含めて44社68品目となった。
審査会の開催は3年に1度。土産品を想定して「市内で製造、加工される食品・工芸品または栽培品」「製造後3日以上の保存に耐える」「安定的に秦野市内で購入できる」などの基準が設けられている。
今回は、観光協会の理事や県の観光課職員、消費者代表、県外の有識者ら外国人を含めた9人が審査を務めた。審査員からは、「秦野らしさ」をPRするためのデザインやネーミングについても意見が出された。
新たに認定された推奨品は4品。【1】「秦野餃子」【2】「ポーク焼売」は、いずれも秦野の門倉ポークと地場野菜を使用している地元の食材にこだわった品。取扱社は、ほたるの里 菖蒲庵。【3】「桜の焼き菓子詰め合わせ」は、店舗を構まえずに菓子を製造しているHadanoSweets季和(ときわ)の商品。自分で摘み取った千村地区の八重桜を使用したクッキーやメレンゲなど3種の詰合せ。【4】「ブルーベリーコンフィチュール」は、堀山下のベリー工房 真味(村上ブルーベリーガーデン内)が製造しているジャム。数種類のブルーベリーからジャムにある品種をブレンドして、バランスの良い味に仕上げている。
各商品は自社店舗等で販売されているほか、同協会前のファミリーマート秦野市役所前店でも取り扱う(一部は10月頃から)。
同協会では「魅力的なお土産である『観光協会推奨品』をホームページやパンフレットなどで広くPRしていきたい」と話している。問い合わせは同協会【電話】0463・82・8833へ。
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