秦野市の北矢名第1自治会(井上常男会長)が、自治会内の防災マップを作成した。大根自治会連合会では今年3月、自治会ごとに防災マップを作成するよう指示。これまでに日の出自治会や南矢名第3自治会なども完成させたという。
マップは市の明細地図をパソコンに取り込んで色付けし、主避難道路や井戸水・湧水の場所などを掲載した。井戸水などは個人の敷地内にある個人所有物のため、阪神淡路大震災で被災した自治会員家族から「災害時に、夜中や早朝でも水を汲みに人が自由に出入りするのは防犯やプライバシーの面で問題があるのでは」と指摘があった。
そこで同自治会は井戸水及び湧水利用規定を策定。災害時は自治会の給水担当のみが水汲み・管理をするよう定め、所有者から掲載への了承を得たという。
防災マップは現在、北矢名第1自治会館に掲示して、各組長にも配布した。来年の初めには全戸へ配布する予定だという。
井上会長は「自治会避難所となっている、みなみたいくぼ児童遊園地は道が入り組んだ場所にあり、どこにあるか場所を知らない人も多く、地図を見て確認してもらえるいい機会。記載した消火栓や防火水槽を自治会員が使えるよう、消防の講習を検討している」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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