買収予定の臨時駐車場
秦野市はカルチャーパーク第７駐車場の整備について、現在「運動公園臨時駐車場」として使用している用地の買収を予定している。今年度中の用地買収をめざす考えだ。
文化会館や総合体育館、陸上競技場、野球場などの施設を含む一体を「カルチャーパーク」として位置づけ、整備を進めている秦野市。この中で、同パークの駐車場は第１から第５までの整備が完了し、現在は７０７台（身障者用・大型車用含む）を有している。
今回、第７駐車場として整備予定の土地は文化会館の近くにある約２３００平方メートルの土地。同パークの駐車場整備を行う上で「一時的に駐車場の数が足りなくなる」として、２０１２年度から２０１６年度まで「臨時駐車場」として市が借り受けてきた。
市カルチャーパーク課によると、駐車場台数は同パーク内施設の利用状況から、通常の土・日曜日もしくは夏休みの平日に合わせて設定。同パークからも近いことから、臨時駐車場の土地を市が購入し、第７駐車場として整備することにしたという。当初予算で土地購入費をすでに計上しているが、実測をしたところ書類上とのズレがあることが分かったほか、同土地の地価が上がったこともあり、11月24日から開会している秦野市議会第４回定例会で、これに関わる経費増分２３４３万１千円を一般会計補正予算に計上した。
市は市議会での承認が得られ次第、用地買収に向けて動き出す予定で、舗装整備などは来年度以降になる見込み。整備後は約70台が駐車できるようになる。
また、水無川沿いの定住化促進住宅「ミライエ秦野」の隣には、第６駐車場を整備中。来年２月末に整備が完了する予定で、75台分の駐車場を確保するという。
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