11月の第36回全日本実業団対抗女子駅伝競走大会で優勝した日本郵政グループ女子陸上部でアンカーを務めた寺内希選手(20)の写真パネルが、12月15日、秦野郵便局(舩渡川徹局長)から寺内選手の母校・県立秦野高校(神戸秀巳校長)へ贈られた。
パネルに収められた写真は、大会当日会場に居合わせた相模台郵便局(相模原市)の安藤潤一郎局長が撮影したもの。ゴール後、満面の笑みで胴上げされている寺内選手が写っている。
秦野郵便局の舩渡川局長らは15日に同校を訪問し、神戸校長にパネルを手渡した。神戸校長は「サクセスストーリーを身近に感じることによって、将来の夢や受験、部活動に取り組む生徒たちの励みになるはずだ」と感謝を述べた。パネルは同校の陳列ケースに保管・展示される予定だ。
「頑張ってきて本当によかった」
寺内選手は秦野市立北中学校を卒業後、秦野高校陸上部で活躍。2年生の時に、次年度新設予定だった日本郵政グループ女子陸上部から誘いがあった。
入団1年目の2015年、同大会初出場の日本郵政は12位だったが、寺内選手はアンカーを務め、区間賞とわずか8秒差の好走。「次は8位入賞」と決意を新たに練習に励んできた。
10月に行われた予選会で最終6区の区間賞に輝き、出場を決めた今大会。メンバー全員が好走し、5区の鍋島莉奈選手から1位で襷を渡された。その順位を死守してゴールした瞬間、「厳しい練習を乗り越え、頑張ってきて本当によかった」と改めて感じたという。
寺内選手は当紙の取材に対し「全国大会で好成績を上げたことのない私が、まさか全日本実業団対抗女子駅伝の優勝テープを切れるとは思ってもみませんでした。今も驚きと、そして嬉しさでいっぱいです」と話し、「秦野高校の皆さんにおいては日々、部活動と勉強に励んでいることと思います。何事も最後まで諦めないこと。そして楽しむことも忘れず、頑張ってほしいと思います」と後輩にエールを送った。
大会の様子をテレビ中継で見守っていた同校陸上部の湯山秀史顧問は、「高校時代から素直で一生懸命な選手でした。飛躍する先輩たちに刺激を受けながら、今後も頑張って欲しい」と笑顔を見せた。
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