第41回「小さな親切」作文コンクール(主催・公益社団法人「小さな親切」運動本部、後援・内閣府 他)の中学生の部で、秦野市立渋沢中学校の渡辺桃佳さん(3年)と西中学校の渡部萌々香さん(3年)の作品が入選した。
同コンクールは、親切を受けたり自分がした時の思いや感動をテーマにした作文を評価するもの。
経験を成長に
渡辺さんが書いた受賞作のタイトルは「大きな一歩」。題材にしたのは、夏休みの部活動帰り、道に迷ったおばあさんを交番に連れて行った時の出来事だ。住所も電話番号もわからず、日暮れも近かったことから一緒に交番に向かい、無事おばあさんは家に帰ることができた。その時おばあさんとお巡りさんに言われた、「ありがとう」の言葉。感謝の気持ちをもらったことで親切をすることの大切さを実感したという。渡辺さんは「実際に普段から親切にすることはなかなか難しいことだけど、これからは積極的に動いていきたいと思いました。成長するきっかけをくれたおばあちゃんに、感謝しています」と微笑んだ。
母から教わったこと
渡部さんの受賞作「これでみんな幸せ」は、母・由美子さんから教えてもらった事を文にしたためた。以前2人で出かけた時、駅の自動券売機の前で困っているおばあさんに声をかけ、切符を買う手助けをしたことがあった。「おばあさんも、後ろで待っていた人も、そして私も、みんなが幸せ」。母のこの言葉が強く心に響き、1つの親切でまわりのみんなが幸せになることを教えてもらった。普段から、勉強で悩んでいる時に優しい言葉をもらうなど、母親は渡部さんにとって大きな存在だ。「心が温かくなりました。何気ない母親との会話で入選することができて嬉しいです」と笑顔を見せた。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
秦野版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|