新しい年がスタートした。秦野市内には、正月三が日期間中に催しや、酉年にちなんだ絵馬が配布される神社があり、初詣客でにぎわう。今回は曾屋神社、出雲大社相模分祠、白笹稲荷神社に取材した。
曾屋神社
曾屋神社(曽屋1の6の10)は、約1100年余り前に水を司る神様を祀る神社として誕生、当初は「井之明神社」という名前だった。境内には現在でも湧き出ている水がある。この湧水は水道の発達により1度埋められたが、地元住民からの強い願いにより、2004年に復元された。毎年元旦には、自宅の神棚に奉納したり、雑煮などの正月料理に使うために「若水取り」に訪れる人も。正月三が日には毎年7000〜8000人が初詣に訪れる。
毎年干支が描かれた絵馬が配布されており、今年はニワトリの絵馬が配布される。
出雲大社相模分祠
「関東のいづもさん」として親しまれている出雲大社相模分祠(平沢1221)では、正月三が日合計で約10万人が初詣に訪れる。3日(火)には同神社最大の行事である新春恒例の「福迎祭」を開催。これは、1年間幸せが訪れるようにとの願いがこめられており、毎年多くの参拝者で賑わう。
当日は11時から参拝者に配る約4000個分の餅をつきはじめ、12時過ぎ頃から配布する。午後2時半頃からは福餅まきがスタート。特設のステージから、伊勢ヶ濱親方をはじめ横綱日馬富士や大関照ノ富士関など伊勢ヶ濱部屋一門の力士が「福」を届ける予定になっている。なお、当日の状況により時間が前後する場合あり。鳥居の近くには、彫刻家の西巻一彦さんが制作した干支の石像が置かれており、今年の酉年にちなんだ像が設置される。
白笹稲荷神社
毎年約3000人が正月三が日期間中初詣に訪れ、関東三大稲荷にも数えられる白笹稲荷神社(今泉1089)。神社の裏に白い笹があったことから名がついた。もともとは「白篠稲荷神社」と表記していたが、笹の文字にしたほうがよりわかりやすく一般的だったことから現在の表記となった。狐の絵馬は、歌舞伎舞台絵の第一人者である後藤芳世氏が描いており、拝殿の天井絵も手掛けている。また、「萌え」で地域おこしをしようと作られたキャラクター「白笹すずな」が描かれた絵馬も配布。五角形の絵馬には合格祈願、長方形の絵馬にはご縁を長くという意味が込められている。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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