昨年6月から秦野市を舞台に製作が進められてきた映画「じんじん〜其の二」がついに完成。一般公開に先駆け秦野市文化会館で2月24日(金)、25日(土)の2日間、完成披露特別先行上映会が開催される。
山田大樹監督が再びメガホン
映画「じんじん」は秦野市在住の映画監督山田大樹さんが監督を務めた作品。俳優の大地康雄さんが企画と主演している。
絵本の里北海道剣淵町を舞台に描かれた前作は、数年間かけてゆっくりと全国各地で上映会を開く「スローシネマ方式」で公開され、これまでに全国47都道府県1千カ所で約30万人が足を運んだ。今回は舞台を秦野に移し、再び山田監督がメガホンを取り、昨年6月頃から撮影が行われてきた。
2月24日・25日に完成披露特別上映
続編となる「じんじん〜其の二〜」が完成したことを記念して2月24日(金)・25日(土)の2日間、秦野市文化会館大ホールで、完成披露特別先行上映会が開催される。時間は、24日が午後6時からで、25日が午前10時からと午後2時からの2回。入場料は1000円(小学生以下無料)。鑑賞券は市文化会館(【電話】0463・81・1211)、秦野市観光協会(【電話】0463・82・8833)で販売している。一般公開は今年春ごろになる予定。
同作品の撮影には、たばこ祭のシーンなどにエキストラとして多くの市民が関わってきた。
市民や企業から募った協賛金は、およそ5000万円にのぼり、製作費1億数千万円の一部に充てられた。一方で脚本の修正などもあり、完成は当初のスケジュールから遅れた。記者会見で古谷義幸市長は「途中で無理だと感じたことも正直あった」と振り返る。
森が育む人と緑と絆の物語
今回の作品は、山下哲生(福士誠治さん)という若者が、主人公の大道芸人、立石銀三郎(大地康雄さん)と出会い、銀三郎や周囲の人たちの温もりに触れ、次第に心を開いていくというストーリー。一冊の手作りの絵本が、山下に一歩を踏み出す勇気を与える。
秦野を舞台に親子の絆と林業を通した自然環境の保護をキーワードに、人と人とのつながりや、困難に立ち向かうことの意味を描いた作品となっている。古谷市長も「是非多くの方に鑑賞していただきたい」と話した。
|
|
|
|
|
田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
|
|
|
|
|
|
<PR>
秦野版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|