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秦野版 公開:2017年1月28日 エリアトップへ

平沢加藤さん ITで品質管理 優良農産物を認証

社会

公開:2017年1月28日

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タブレットを手に畑を見る加藤さん
タブレットを手に畑を見る加藤さん

 平沢で主に小菊などを栽培する加藤宗雅さん(37)が、秦野市内の花き農家として初めて優良農産物の認証を受けた。加藤さんは、スマートフォンやタブレット端末などを活用し、品質の管理を行っている。

 2012年から始まった「秦野優良農産物等登録認証制度」は、元大学講師、市場関係者などから構成される「地産地消推進部会」が、秦野産であること、環境に優しい農業であること、安心・安全であること、高品質であることなどの項目を審査し、高い評価を得た農家を認証する制度。第三者が証明することで、その品質を消費者にPRすることを目的としている。これまでにブルーベリーと日本なし(12年)、ブルーベリージャム(15年)が、同認証を受けている。

 平沢で小菊を中心にケイトウ、ダリアなどを栽培している加藤さんは、農業管理ソフトをインストールし、スマートフォンやタブレット、パソコンなどを活用して生産物の品質管理を行っている。このソフトを使うと、地図で畑の面積などがすぐに割り出され、最適な肥料の量の算出や、農薬の管理などが簡単に出来るという。その他にも収穫量や収穫時期などを打ち込んでデータベース化することで、昨年の生育状況や追肥の時期などがすぐに見られ、多面的な品質管理が可能になった。「全て記録に残っているので、生産物の安心・安全に対する信頼性が保てると思います」と加藤さんは話す。

サラリーマンから転身し家業を継ぐ

 元々は自動車ディーラーでサラリーマンとして勤務していた加藤さん。父親が営んできた家業を継いで4年目になる。ITの活用以外にも、神奈川県下でも珍しいと言われる小菊の「電照栽培」にも取り組んでいる。この方法で出荷時期の調整が可能になるほか、ロス率が激減できるという。「父親が続けてきた栽培に自分の手法をプラスして発展させたい」と意気込む。

 今後は優良農産物であることを示すシールを貼って消費者に品質の良さを訴えていくという。

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