みなせクラブ(村上澄代監督)が平塚地区大会を制し、やまゆり杯・小田急旗争奪「第41回神奈川県家庭婦人バレーボール大会」県大会への切符を手にした。
平塚地区大会には40チームが参加。一次予選を通過した28チームで二次予選を行い、1月14日に代表チームが決定した。
みなせクラブは部員数15人、平均年齢は43・4歳で、30〜60歳代と選手層は幅広い。週2回程度、末広小と本町小の体育館で練習しているが、子どもを持つ母親も多く、インフルエンザの流行期で練習に参加できないこともあったという。2年前に地区大会で悲願の初優勝を果たしたが、昨年は県大会に進めず悔しい思いをした。その悔しさをバネに臨んだ今年、「試合で競り負けない練習とメンタル面を鍛えてきた」と松本明美キャプテンは話す。「皆で『優勝するぞ』という気持ちで勝ち進んだ」という。
決勝戦は同じ秦野市内の「鶴巻クラブ」と対戦。1セット目を先取されるも、2セット目で取り返した。「練習が実践にいきた」と話すここぞという場面での粘り強さを見せ、全員でトスをまわしてアタックポイントを獲得。ブロックも決まり、3セット目を制すると、2度目の地区大会優勝を決めた。
「県大会では、ひとつでも多く勝ちたい。勝てるチームになっていると思う」と口を揃えるメンバーら。村上監督は「選手もベンチも、チーム一丸となって声を出し合い、楽しみながら試合をしてほしい」とエールを送った。
県大会は3月4日・5日、藤沢市の秋葉台文化体育館で行われる。
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