第66回全国小・中学校・PTA新聞コンクールの入賞校が2月10日に発表され、秦野市立東中学校(石川一郎校長)が「学校新聞の部」と「PTA新聞の部」で優秀賞(全国新聞教育研究協議会賞)を受賞した。
同校の学校新聞「東中新聞」の同賞受賞は2年連続、東中PTA広報「ぎんなん」は20年ぶりで、学校新聞とPTA新聞の同時受賞は27年ぶりだという。
東中新聞は同コンクールで最優秀賞の受賞歴があり、学校新聞を作成している生徒会所属の広報委員会(19人)は委員たちいわく「委員会というより部活のような位置づけ」。今年は4月から月に2度ほどのペースで発行し、イベント時には「号外」も積極的に発行してきた。昨年10月には、同校創立70周年を記念した第1070号を発行。これまでの同校の歩みを1950年創刊の東中新聞で振り返る特集も企画した。
内藤栞委員長(3年)と池谷華琳副委員長(3年)は、自分たちが卒業後も1・2年生だけで紙面が作れるように役割分担を心がけてきたという。内藤委員長は「忙しいときもあったけど、みんなで協力して1つひとつの紙面を作ってこられた」と振り返る。
今回のコンクールでは、4月から12月までに発行した約30号分を提出した。顧問の倉持有里子教諭は「遅れたりしながらも生徒たちがコンスタントに発行してきたことが受賞につながったのでは」と話す。
PTA広報もこれまで市や県、全国のコンクールでも入賞歴があり、今回は6月と10月に発行した2号分をコンクールに提出した。10月発行の212号(全8面)では、体育祭での生徒たちの様子をいきいきと写した写真で表紙を飾り、生徒のSNSの使い方についてのアンケート調査、校長へのインタビュー記事などを優れたデザインでまとめ上げた。
PTA広報委員会(9人)の長谷川こずえ委員長は「広報の講習会で言われたことを参考にしながら、できる人ができる時にやる事を心がけてきた」という。
石川校長は「生徒会・PTAそれぞれの活動が評価され、今回の同時受賞につながったことを嬉しく思います」と話した。
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