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秦野版 公開:2017年3月18日 エリアトップへ

秦野市介護支援専門員協会の会長を務める 井口 惠さん 鶴巻南在住 63歳

公開:2017年3月18日

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利用者のためにハツラツ笑顔で

 ○…「来年には介護保険の改正も控えているので、関係各所と連携を深めていきたいですね」と抱負を語る。ケアマネージャーが所属する市内38事業所から成る協会の長に就いて6年。3月13日には市主催の介護セミナーで講師も務めた。

 ○…会長として力を入れるのは会員全員と情報共有を図ること。ケアマネは介護保険の利用者が円滑にサービスを受けられるよう、ケアプランを作成する仕事を担う。そのため様々な知識を持っていなければならず、勉強会やブロック会での伝達のほか、メールの一斉配信などを用いて情報発信することを重要視してきた。一人のケアマネとしては「フットワークの軽さとコミュニケーションが大切」と話す。「介護をするご家族にも気を配るようにしています」。介護をする人が倒れれば、利用者と共倒れになりかねない。「両方が楽に暮らせる環境を作りたいですよね」と話す表情に、仕事への信念が見える。

 ○…鳥取県出身。進路選択時に大学の学部一覧を見て「私の行く道は社会福祉学科しかないな」と感じた。千葉の単科大学を卒業後、厚木で就職。秦野に引っ越したのもこの頃だ。結婚を機に退職したが、友人に誘われ現在も所属する「野の花ネットワーク・ひまわり」で寝たきりの方の介護に関わることに。2000年、介護保険の施行と同時にケアマネの資格を取得。当時の利用者の「泳ぎたい」という希望を叶えるため、皆でハワイ旅行に行ったりもしたそうだ。「無謀だって言われた」と苦笑するが、多くの協力を得て実現した旅行が成功し、利用者から喜ばれたことは印象深い。

 ○…忙しい毎日の中で、息抜きは釣り。3年前から始めた趣味のルアー釣りは、仲間と共にクラブを作るほど。ロケーションを楽しみながら、無心でリールを巻いているときが至福のひと時だ。「楽しいですよ!」とハツラツとした笑顔には、元気づけられるパワーが溢れている。

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