秦野市交通安全協会が主催する「第27回交通安全標語コンクール」の表彰式が3月14日に行われた。市民の交通安全に対する意識高揚を図ることを目的に行われている同コンクール。今年は63人から177点の応募があり、その中から入選6作品が選ばれた。
表彰式では、受賞者に賞状が手渡されたあと、同協会の中田定美会長が「この標語をもとに、交通事故に遭わない、遭わせないように頑張っていきたい」とあいさつ。また、秦野警察署の横山俊二署長は「いずれも甲乙つけがたい作品だった。交通事故はちょっとした油断で起きる。今回の標語はその心の隙間を戒め、思いやりを示したもの」と話し、交通事故を一件でも減らすことを誓った。
秦野市長賞を受賞した高橋賢二郎さん(76)は「古希を過ぎ、交差点では気を長く持って、相手を先に通すという普段の心がけを標語にした。小学生の孫から『おじじ、これがいいよ』と言われた作品が選ばれて嬉しい」と話した。受賞者と標語は次の通り(敬称略)。
▽秦野市長賞/高橋賢二郎「十字路は お先にどうぞの 思いやり」▽秦野警察署長賞/大津光枝「反射材 付けて目立とう 暗い道」▽交通安全協会長賞/安藤涼「自転車に 乗ってるキミも 運転手」、福森眞弓「運転中 あせらず無理せず 油断せず」、大木和弘「あぶないよ キケンがひそむ 曲がり角」、加藤元春「安全は 人と車の 思いやり」
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