秦野版 掲載号:2017年3月25日号 エリアトップへ

日本ジュニア室内陸上競技大阪大会の走幅跳で優勝した 小田(おだ) 大雅(たいが)さん 南矢名在住 17歳

掲載号:2017年3月25日号

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陸上なら誰にも負けない

 ○…「自分自身の風切音が聞こえ、目には砂場が見えるだけ。一瞬、無重力になる不思議な感覚」。そんな気持ちの良さに魅せられ、ロングジャンパーになった。2月に行われた日本ジュニア室内陸上でベストとなる7m61を記録。高校最後に初めて全国優勝のタイトルを手にしたが、「もう少し自分は跳べると思っていた」と悔しさを露わにする。

 ○…桐蔭学園高校3年生。昔から外遊びが好きで、野球などにも興じたが、チームプレーよりも自分の楽しさを優先させてしまう性格。家族の勧めもあり、小学1年で姉が所属していた陸上クラブに入会した。当時「足の速さは普通か遅いくらい」。しかし走ったり、跳んだりが昔から大好きだった少年にとって、陸上競技はぴったりだった。夢中で競技に取り組む一方、内気な性格で自分に自信が持てず、小学校の時にいじめられた経験も。思い悩むこともあったが、父から「悔しいなら誰にも負けないものをつくれ」と言われ、「性格を変えてやろう」と一念発起。好きな陸上だったら誰にも負けない―。それが生きる上でも自信につながった。

 ○…「競技者である以前にパフォーマーとして自分を考えている」。走幅跳はスタンドの目の前で競技を行うため、ビッグジャンプをすれば観客が盛り上がってくれる。だからこそ失敗したジャンプは見せたくないと意地をのぞかせる。現在は「オリンピック育成競技者」にも指定され、将来を嘱望される1人でもある。目指すは一流のアスリート。まずは東京五輪を視野に練習に励む日々だ。

 ○…自称「陸上オタク」。食事中はずっと競技の動画を見て、授業中に考えていたのは練習内容。毎日陸上のことで頭がいっぱいだが、時には後輩とカラオケで発散することも。4月からは福岡大学に進学し、新天地での生活が始まる。憧れるのはマイク・パウエルやカール・ルイス。「幅跳びをやってみたいと思わせる選手に自分もなりたいですね」

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