秦野警察署(片山真署長)管内で「振り込め詐欺」が多発している。
振り込め詐欺の未然防止の約7割が金融機関窓口での声掛けであることから、同署では顧客から高額の現金払い戻しや定期預金の解約の申し込みがあった場合の声掛けや、警察への通報を依頼する通報依頼書を作成し、市内の金融機関に交付を始めた。
交付初日の4月4日には、片山署長が中栄信用金庫南支店(緑町14の19)を訪れ、渡邉一紀支店長に依頼書を手渡した。渡邉支店長は「これまでもお声掛けをしてきた。私たちもお預かりした大切な預金をお守りする義務がある。これからも協力していきた」と話した。片山署長は「許しがたい犯罪。金融機関の皆さまにも協力いただき、署員一丸となって被害をくいとめたい」と力を込めた。
依頼書は4月末までに市内の全金融機関に順次交付される予定。また、同様に市内のタクシー会社にも交付される。
今年の被害額は約1240万円
秦野署管内では、今年1月から4月3日までに9件(内1件未遂)の振り込め詐欺が発生している。被害額は約1240万円で、昨年同時期と横ばい。
これまで同様、息子を騙ったものに加え、最近では有名デパートの名を出し「クレジットカードが無断で使用されている」などと言い、言葉巧みに情報を聞き出してカードや通帳を自宅に取りに来る手口などがあるという。同署では注意を呼び掛けている。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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