表丹沢野外活動センター(菩提)の敷地に建設が進められてきたいろり棟(昔の生活学習館)が完成し、5月30日に竣工式と内覧会が開催された。
この建物は火のある暮らし、山の恵み、木のぬくもりなどを体験する施設として建設された。明治から大正時代に秦野市にあった古民家をイメージし、室内にはかつて行われていた秦野市のたばこ栽培と共にあった生活様式が再現されている。床や梁、柱などの木材には、野外活動センターの西側で整備が進んでいる森林遊び場(仮称)から切り出された木材などを活用している。
延床面積は76・51平方メートル、かつての秦野で一般的だった「喰違四間(くいちがいよつま)取り形式」で、いろりは実際に使用することができる。利用定員は15人程度。料金は市民1人1時間あたり600円、(市外1200円)。建設工事費は3284万3880円。6月1日から供用が開始された。
竣工式には川口薫市議会議長をはじめ、地元の代表などが参加した。同時に行われた内覧会では、出席者ができたばかりの室内を見学し、古谷義幸市長といろりを囲んだ。古谷市長は「この新しい施設が青少年の健全育成や、里地里山の保全活動の拠点となるよう期待している」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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