秦野市立南小学校6年の黄木(おおき)仙(せん)選手が8月13日に大阪府立体育館で開催された「第4回全日本アンダージュニアボクシング王座決定戦」の男子小学生の部50kg級で勝利し、日本一となった。
小学校4年生から始めたボクシング。日頃は毎週2日間、市内本町の井上ボクシングジム(山田貴之会長)で練習を積む。「ボクシングの魅力はパンチ。左ボディが得意。好きな選手は元世界チャンピオンの三浦隆司選手とパッキャオ選手」と話す。県予選、関東大会、東日本大会と順調に駒を進め、日本一を決める王座決定戦でも相手を圧倒。1ラウンド49秒で、テクニカルノックアウトに相当するRSCで開始早々に勝負を決めた。
ジムでミットを叩く打撃音は小学生とは思えないほどの迫力で響き、上下と素早く打ち込む連打は目にも止まらぬ速さに映る。
日頃、黄木選手を指導するトレーナーの藤川憲治さんは黄木選手の最大の長所を迷わず「メンタルの強さ」と断言する。「ファイター寄りのボクサータイプ。強気の性格でズンズンと突進していく。体はまだ小学生で技術的にもこれからだが、メンタルの強さに関してはは、現役のプロ選手と比較しても勝っていると感じる」と驚きを隠さない。
すでに国内の小学生では無敵の存在。山田会長も藤川トレーナーも、口をそろえて「二度と出会えない逸材。大切に育てたい」と意気込む。
5歳から始めた空手も継続
ボクシングを始める前、5歳の時から父に教わり空手を始めた黄木選手。現在でも道場に通い研鑽を積む。どちらにも魅力を感じながらも、やはり将来の夢を「プロボクサー。世界チャンピオンになりたい」とはっきり口にする。
現在は来年3月に行われる「第7回全日本アンダージュニアボクシング大会」の予選に向けて、ジムでの厳しい練習に励む。
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