古谷義幸市長(70)は9月12日に行われた秦野市議会の中で八尋伸二議員の質問に対して、4選目指し来年1月に行われる市長選挙に出馬する意向を明らかにする発言を行った。
この日行われた秦野市議会2016年度決算総括質疑の中で八尋議員は、古谷市長が日頃から行政運営を飛行機に例えることを引き合いに「秦野市という飛行機を操縦するパイロットとして現在どのような状態で飛行しているのか。今後どのような飛行をするつもりか」と質問。
これに対して古谷市長は「これまで議員の方々の理解と協力を得ながら市民力や地域力、職員力をエンジンとして、『住んで良かった、ずっと住み続けたい』と思える秦野の実現に向けて全力で飛び続けてきた」と答弁。
さらに「市政を預かりすでに11年が過ぎ、3期目の任期も残すところ半年を切った。来年1月の市長選に向けて、支援者をはじめとした多くの市民から叱咤激励の声をいただいており、非常に重い責任を感じている。こうした声を真摯に受け止め、ふるさと秦野の魅力を一層高めるべく、さらに全力で飛び続けていきたいと考えている」と引き続き自らの市政運営を飛行機に例え、えん曲な言い回しながら、4選に向けて出馬の意欲を明らかにした。
古谷市長は関係者や支援者などに対してすでに出馬の意向を伝えてきたとされるが、今回議会答弁のなかであらためて市長選へ出馬の意思が明確となった。
同選挙には既に、新人で元秦野市職員の高橋昌和氏(60)が「新しい風で秦野を変えたい」と訴え、出馬に向けた意欲を明らかにしている。
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