秦野版 掲載号:2017年10月27日号 エリアトップへ

千村 三浦孝人さん 畑から作る大好きなタイ料理 タイ人女性や児童の支援 経験して

社会

掲載号:2017年10月27日号

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今年初めて育てたパパイヤが実り、笑顔の三浦さん
今年初めて育てたパパイヤが実り、笑顔の三浦さん

 白ナス、唐辛子、パクチー、レモングラス…。秦野市千村の三浦孝人さん(77)の畑では、多様なタイの野菜がたくさん実っている。三浦さんは26歳から4年間、タイのバンコクで暮らしてから、タイ料理好きに。71歳で退職後、タイ料理を作る際に使おうと家庭菜園でタイ野菜の栽培を始め、友人にも分けているという。

 今年初めて挑戦したパパイヤは茎が2・5mまで成長し、長さ約20cmの実がなった。「来年はモンキーバナナを植えようと思ってるんです」と三浦さんは嬉しそうだ。

 三浦さんは山口県出身。商業高校を卒業後、箱根のホテル、東京の寿司屋で料理人として働き、寿司屋がバンコクのデパートに進出する際、新妻とタイへ渡った。現地では神戸牛の鉄板料理や日本料理、寿司などを振る舞いつつ、タイ料理の美味しさに魅了され、帰国後も自宅で同僚などにタイ料理を振る舞い喜ばれてきた。

 長男が小学生のとき、通学の利便性などを考えて秦野へ移住。錦糸町のタイ食材輸入販売・レストランで働き始めたことを機に、50代でタイ語の読み書きを本格的に勉強し始めた。

 その頃、人身売買され日本で売春や労働を強いられたタイ人女性が、逃げるために殺人等を犯してしまう事件が相次いだ。三浦さんは「タイにいた時に息子の面倒を見てくれたり、お世話になった人たちを思い出すと他人事とは思えない」と、そんな女性たちに寄り添うボランティアを始め交流を続けた。さらに、15年前にはタイの貧困地域で暮らす子どもたちの学費支援も始め、今も「お父さん」などと呼ばれ親しまれている。

 妻が「この人からタイを取ったら何も残らない」と言うほどタイに身を捧げてきた三浦さん。今は「野菜が喜んでくれる気がして」毎朝夜明けと共に畑へ向かうのだという。
 

三浦さんが自分の野菜で作ったタイ料理
三浦さんが自分の野菜で作ったタイ料理

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