社会福祉に貢献し功績のあった人を称える第66回神奈川県社会福祉大会が11月8日、横浜市の県立音楽堂で開かれ、秦野市内約50の個人・団体が表彰・感謝状を受けた。
社会福祉施設等で直接支援業務に従事する若い福祉従事者などに贈られる「かながわ福祉みらい賞」は、障害者支援施設、社会福祉法人かしの木会くず葉学園(秦野市菩提)の大久保華奈子さん(35)=伊勢原市=が受賞。大久保さんは同園で働き始めて14年目。「(利用者の)みなさんの笑顔や『ありがとう』のおかげで続けることができた。これからも現場で関わる時間を大切にしたいです」と笑顔で話した。
同園からは古家英樹さん(47)=戸川=が、社会福祉施関係者として県知事表彰を受賞。組織マネジメントや人材育成を担いながら、相談支援専門員や実習指導者として地域のためにも尽力してきた。22年を振り返り「一人の人として付き合い、障害を正しく理解した上で、他人と比べず個別性に焦点を当てることを大切にしてきた。これからも利用者やご家族の力になるよう努めたい」と話した。
また、秦野精華園ボランティアグループ、高齢者福祉施設等へ訪問を続けている音楽バンド「竹トンボ」、ボランティア団体「おはりばこ」も同様に表彰された。
民生委員・児童委員としては、昨年11月まで30年間勤続した小室照子さん(77)=渋沢=を始め、中田桂子さん(70)=南矢名、神田晶枝さん(69)=鶴巻南、関修司さん(68)=同=が表彰された。小室さんは3日に政府が発表した秋の叙勲で瑞宝単光章も受章しており、「元議員の父や婦人会に参加していた母から背中を押されて始めた。見守ってくれた夫や支えてくれた人たちに感謝したい」と話した。
共同募金運動については戸川原自治会の相原郁生さん、新生町自治会の木村孝雄さんが表彰された。黒岩県知事から表彰状を受け取った木村さんは「会員全員で40年弱続けてきたことが認められ嬉しい」と話した。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281/そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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