輪になって踊る参加者
義務教育を修了した知的障害者への生涯学習の機会を提供することを目的に活動する「たけのこ学級」が文部科学省の「障害者の生涯学習支援活動」で認められ、文部科学大臣表彰を受賞した。12月7日、同省庁舎で表彰式が行われる。
同表彰は、障害者の生涯を通じた多様な学習を支える活動を行う個人または団体について、活動内容が他の模範と認められるものに対して贈られる。今年度新設され、たけのこ学級を含む全国で個人14件、団体47件の計61件が選ばれた。県内では、たけのこ学級と相模原市の個人2件。
たけのこ学級は、知的障害者の社会参加・交流の場作りを目的に１９９０年度から秦野市生涯学習課と障害福祉課の共催で開催しており28年目を迎える。現在、42人が参加している。保護者会や個人、障害者を支援する「ふれんど」、「東海大学ワークキャンプ」等ボランティアが協力し行われている。活動は毎月第3日曜日で小物作りなど手工芸、スポーツ、音楽の3つを軸に行われている。その他、知的障害者への理解を深めると共に、偏見と差別をなくそうと市内各中学校の生徒会が中心になり、生徒との交流も図られている。
11月19日、本町中学校体育館で行われた活動では同校の生徒が参加した。吹奏楽部、邦楽部による演奏の他ジャンケン列車ゲームや手話を交えての合唱などをして楽しんだ。最後に、学級生と生徒が輪になりマイムマイムを踊るなどし交流を深めた。保護者会の一人は「今回の表彰で活動が広く伝わるとともに、交流を通じて知的障害者の理解を深めていければ」と話している。
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田原ふるさと公園野菜直売研究所0463-84-1281／そば処東雲0463-84-1282 https://www.kankou-hadano.org/pointinformation/pointinformationguide/point_tawarafurusatokouen.html |
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