「第36回全国児童画コンクール」で西小学校6年の江原さやこさんが小学校高学年の部で文部科学大臣賞を受賞した。応募総数57万5024作品の中からの選出となる。
同コンクールは毎日新聞社、日本児童画振興会が主催、文部科学省の後援、スーパーマーケットなどが加盟するCGCグループの協賛で実施されている。江原さんは小田原百貨店渋沢店から応募した。小学校6年生までを対象とし、毎年全国から約57万点が寄せられている日本有数の児童絵画コンクールだ。
自由テーマの同コンクールで江原さんが描いたのは『曽祖母の毎日』。「おばあちゃんが部屋で寝ていてずっと動かないので、描きやすいと思った」と話す。夏休みの1週間、毎日20分程度、見たままの光景を紙に写し取り、色は種類が豊富に揃っているコピック(マーカーペン)で忠実に再現していったという。「一番工夫したところは、畳の色とおばあちゃんの表情です」と江原さん。その言葉の通り、審査員も「おばあちゃんの表情に優しさを感じる。心地良さそうでとてもいい」と絶賛した。表彰式は11月25日、新宿で行われ、江原さんには表彰状とトロフィー、メダルが贈られた。モデルとなった曽祖母も受賞を喜び、絵のコピーを飾っているという。江原さんは「賞がもらえて嬉しかった」と喜びを語った。
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