秦野市南小学校の5年4組37人が12月18日、総合の授業でパン作りを行った。同クラスでは今年度、職業をテーマに学習を行っており、1学期は幼稚園で職業体験を実施。2学期は食に関する職業を学ぶため、通学路にある「にこにこパン工房」(清水町)に講師を依頼したという。
当日はにこにこパン工房から、施設長の山下哲典さんとパン職人の屋嘉比(やかび)康次さんが講師として訪れた。初めに発酵させておいたパン生地が配られ、パンの形成を体験。子どもたちはカメやイカなどの形や、ねじって輪にしたり、中に餡子を詰めたりと、屋嘉比さんから指導を受けながら、思い思いのパンを作った。
その後、ラスクづくりも体験。当日は寒く、チョコペンのチョコが中で固まって出なくなるトラブルもあったが、子どもたちは悪戦苦闘しながらも数種類の色を使い分けて、絵を描いていた。
パンを焼いている間には質問タイムも設けられ、「パンは一日にいくつ焼くのか」という質問に「700個。多いときは2000個です」と答えた山下さん。子どもたちは「すごい、いっぱい」と感心したように歓声を上げていた。授業の最後には焼き上がった自分のパンを試食。おいしそうに頬張る姿が見られた。「講師役は初めてでしたが、みんな素直で良かった。自分で作ったパンを食べることは、良い経験になったのでは」と山下さん。児童らは「パン作りは楽しかった」と笑顔を見せていた。
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